Nippon Cinema
東北大震災から2年が経ち、日本の映画業界は活力を取り戻しました。2013年は過去最多の591本の日本映画が製作されました。この数は中国に次ぎ世界4位という業績ですが、ドイツでは夢のような数字です。日本の映画市場では邦画が6割を占めており、輸入映画のほとんどがハリウッド映画です。映画のデジタル化によって、映画製作や配給が大きく変わりました。プロデュースや公開にかかる費用が削減されたのです。インディペンデント映画界は伸びつつありますが、それらの作品が観客に届くのは簡単ではありません。日本の映画館で上映される作品のほとんどはメジャー映画です。
ニッポン・シネマ部門では、エキサイティングで異質な日本映画界の断片を皆さまにご紹介します。そこで焦点となるのは、今、日本を動かしているのは何か、ということです。多くの映画で主題とされているのは、人生、家族、友人との関係における自己のアイデンティティの追求です。映画を通して、私たちは過去へも目を向けます。『ナンバーテン・ブルース/さらばサイゴン』 はベトナム戦争時、1974/1975に制作され、2012年になって再発見された作品です。愛、大人になること、社会や人生をテーマにしたユーモアあふれるコメディもそろっています。
皆さまの投票によって、16の映画からニッポン・シネマ賞の受賞作品が決まります。メッツラー銀行の提供により、今年10周年を迎えるニッポン・シネマ賞の受賞作品に2000ユーロの賞金が授与されます。
























