Boris Rhein、ヘッセン州科学芸術大臣

日本映画ファンの皆様、ご来場の皆様、

日本映画祭「ニッポン・コネクション」が、今年も5月末より6日間の日程で開幕され、世界中から多くのお客様を“映画の州”ヘッセンへとご招待します。この日本国外最大級の日本映画祭は、マイン地域のメトロポールであるフランクフルトで、第14回目の開催を迎え、多彩な映画プログラムはもちろん、日本文化への深い洞察を与えてくれるものです。

国際的な魅力をもってヘッセン州の映画祭舞台で存在感を発揮してきたニッポン・コネクションは、芸術家や文化関係者の方々の協力と連携の場になっています。また、それと同時に日独両国の多くの映画製作者、関係者が集う場所でもあるでしょう。国際的な文化交流において、ニッポン・コネクションは様々な機関、企業、地元の文化施設の窓口的な存在なのです。

映画祭のメイン会場となるムゾーン塔とナクソスホールでは、70人のスタッフ、そして100人以上のボランティアによって企画・準備された日本の映画文化や日常文化を紹介する多彩なプログラムが用意されています。彼らチームの熱心な働きぶりを目の当たりにしては、ただただ映画祭の成功を祈るばかりです。

当映画祭のスポンサーの皆様、ご支援頂いた皆様、提携パートナーのすべて皆様に、心より御礼申し上げます。皆様方のご尽力あってのニッポン・コネクションです。今後ともよろしくお願いいたします。ご来場のすべてのお客様にとって、当映画祭への訪問が刺激に満ち、経験に富むものとなるようお祈りしております。



ボリス・ライン(Boris Rhein)
ヘッセン州科学芸術大臣